houseusa
治安、学区、住みやすさ・・・アメリカで物件探しをする際、知っておきたい地域の情報はどこで確認できるのでしょうか?今回は、日本とアメリカの住宅事情の違いに触れながら、アメリカで不動産探しをする際に活用できるデータベースサービスを紹介していきます。

『GreatSchools』

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学区や学校の評価がランキング形式で掲載されているサイトです。教師、保護者、および学生が140万以上の評価やレビューを提供しており、学区や学校のランクが一目で分かるようになっています。学校のレベルが地価に影響を及ぼすアメリカならではのサービスですね。

GreatSchools
参考サイト:日本と違う! 米国の学校選びは「学区」が重要

『CrimeReports』

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その名の通り、地域の犯罪報告数を地図上に表示してくれるサイトです。任意の住所を入力・検索すると、周辺で報告されている犯罪や事故の情報をWebサイトやスマホアプリで閲覧することができます。
米国において犯罪情報のリソースは、警察や民間団体によって密に管理されているとのこと。日本において地域の犯罪情報はあくまで参考程度のものですが、アメリカでは相当重要視されているようですね。

CrimeReports

『WalkScore』

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自動車移動が当たり前の米国において、「歩いて暮らせる」ことに注目して地域のスコアを算出しているサイト。
Restaurants飲食店、Coffeeカフェ、Groceries食料品店、Shoppingその他買い物、Schools学校、Parks公園、Books書店、Pubs酒場、Entertainment劇場等、Banking銀行など、設備の近接性に基づいて評価が算出されています。
現在、アメリカ合衆国とカナダとニュージーランドの住所に対応しており、大手不動産ポータルサイトが『WalkScore』のスコアを物件ページに載せていたりもします。日本で言うと「物件の周辺環境紹介サイト」のようなものなのでしょうが、スコア化されているところが面白いですね。
WalkScore

「Project Sunroof」

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「Project Sunroof」は、自宅の屋根に太陽光発電システムを取り付けた時、どのくらい光熱費を節約できるのか判定することができるGoogleのツールです。
「Project Sunroof」に住所を入力すると、GoogleMAPのような航空写真上に、指定した住所がサーモグラフィのようなビジュアルで表示されます。さらに、GoogleMAPが利用している気象データをもとに、この住所の場所の年間日射時間、ソーラーパネル設置可能面積、設置によって節約できるコストの見積額が表示されるのです。
現在は、Google本社のあるサンフランシスコのベイエリア、フレズノ、ボストンでツールが提供されていますが、今後提供範囲は拡大される予定ということなので、いずれは日本でも使えるようになるかもしれませんね。
Project Sunroof

『Houzz』

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Houzzはリフォーム業者とリフォームを検討している消費者ユーザーを繋げるコミュニティサイトです。
プロ側は自分がデザインしたインテリアや間取りの写真を公開し、それを見た消費者がプロ側に直接質問したり、施工を依頼することができるという仕組みになっています。
もともと米国を中心にサービスを展開していましたが、今年4月から日本語サイトが開設されました。素敵なインテリア写真と共に説明文が添えられており、リフォームの際はもちろんのこと、ちょっとした模様替えをする時も参考になりそうです。
Houzz(日本語版)

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